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下腹部痛:筋腫に栄養する動脈をつめると、下腹部痛(重い月経痛の様な感じ)が術中、または術後から発生してきます。これに対し、鎮痛薬を点滴や坐薬などの方法で投与します。また、痛みをあまり感じないようにする鎮静薬の投与も術前から点滴などにて投与します。一般的に痛みは術後1〜2時間が最も強く、6〜12時間ほど比較的強い痛みが続きます。また、その後も軽度の痛みが1週間ほど残ることもあり、その場合は退院後、坐薬や経口の鎮痛薬にて様子を見ていきます。 |
| (2) |
発熱、感染症:治療後は、発熱、白血球上昇などの、炎症反応が見られます。
これについても消炎・鎮痛剤などでコントロールします。
ただし、強い感染症やゼラチンスポンジ注入による正常子宮内膜損傷の合併を認める場合は、子宮摘出を行わないといけない場合もあります。 |
| (3) |
卵巣機能低下:子宮と卵巣を栄養する動脈は細い血管で交通しており、ゼラチンスポンジの一部が卵巣側に流れる場合があります。
これが両側卵巣に顕著にみられると、卵巣機能の低下や閉経が早まる場合もあります。
これについては術後に血液検査で卵巣ホルモンの値をフォローしていきます。 |
| (4) |
子宮筋腫以外の塞栓:術中に塞栓物質が子宮動脈から逆流することで、膀胱や直腸、坐骨神経障害などが生じる場合もあります。 |
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下肢静脈血栓症、肺梗塞:血管造影手技全般における合併症ですが、稀です。 |
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アレルギー:造影剤、ゼラチンスポンジによるアレルギーが遅発性でも起こる場合があります。 |
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穿刺部の血腫、感染:重篤になることは稀です。 |